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箱を考える
上手なコストダウンをするためには?
2010.03.25箱は、一時的に使うもの、お客様の手元に着けばただのゴミになる、
と真っ先にコストダウンの対象として考えられるものです。
ただし、箱には商品を守るという大事な役割があります。無闇に節約しようとすれば、中身を破損したりして、ひどくすると会社の信用に関わることになりかねません。
箱は丈夫に越した事はありませんし、印刷も見栄えがする方が、中身の商品が良く見られます。
それらは全てコストアップ要因。
性能とコストのせめぎ合いで、どこで折り合いをつけるのがよいのか、そこが重要なポイントとなります。
性能とコストを勘案する、それは設計者、営業担当者の力の見せ所でありますが、お客様にもより良いコストダウンのポイントをご理解いただければ、よりスムーズなコミュニケーションがとれるもの と考えます。
このサイトが、より良い、よりコストの低い箱を調達する手助けと なれば幸いです。
では、上手なコストダウンをするためには?
まずは、箱のコストを分解してみましょう。
箱のコストは、主に「材料費」「加工費」「運送費」場合によって内装の緩衝材などの「部材費」です。
その他は営業経費などですが、これは、お客様の求める性能仕様とは関わりがないので省きます。
次から、それぞれの要素について、具体的に考えていきたいと思います。
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